「身体を引き締めたいなら筋トレ?」
「姿勢を整えたいならピラティス?」
「両方やった方がいい?」
このように迷う方は多いと思います。
結論からいうと、どちらが優れているというより「目的によって使い分ける」ことが大切です。
ピラティスにも筋肉へ負荷をかける要素はありますが、ここではダンベルやマシンなどを使って段階的に負荷を高める運動を「筋トレ」として分けて考えます。
ピラティスは、呼吸と動きを合わせながら、背骨や関節を動かし、体幹をコントロールする運動です。
一方、筋トレは筋肉にある程度の負荷をかけ、筋力や筋肉量を高めていくことを得意としています。
つまり、
ピラティス=身体をどう動かすかを練習しやすい
筋トレ=身体に必要な力をつけやすい
という違いがあります。
もちろん実際には完全に分けられるものではありません。
ピラティスでも筋力は向上しますし、正しく行う筋トレでも身体のコントロール能力は必要です。
大切なのは、自分に今何が足りていないのかを考えることです。
ピラティスは何が得意?
ピラティスでは、呼吸・体幹・背骨・股関節・肩甲骨などを意識しながら、比較的低い負荷で身体をコントロールする練習を行います。
「運動しているけど、どこに力を入れればいいか分からない」
「スクワットをすると腰や前ももばかり疲れる」
「身体が硬くてフォームが取りにくい」
このような方には取り入れやすい方法です。
研究でも、ピラティスによって腹部の筋持久力、バランス、柔軟性などが改善する可能性が示されています。
姿勢についても改善を示した研究がありますが、「ピラティスをすれば必ず猫背や反り腰が治る」とまでは言えません。
姿勢は、身体の構造、生活習慣、筋力、関節の動き、普段の姿勢など多くの要素から決まるためです。
また、ピラティスは腰痛などがある方の運動として使われることもありますが、痛みの原因を自己判断して無理に動かすものではありません。
重要なのは「ピラティスだから良い」のではなく、その人の身体に必要な動きを適切な負荷で練習することです。
ピラティスは、身体の感覚をつかみながら動きを練習する手段の一つとして非常に使いやすい運動です。
筋トレは何が得意?
筋トレの大きな強みは、筋力や筋肉量を増やすための負荷を調整しやすいことです。
例えば、
5kg→7kg→10kg
10回→12回
2セット→3セット
というように、身体の成長に合わせて少しずつ負荷を高めることができます。
このような「徐々に負荷を高めていくこと」は、筋力や筋肉量を向上させるうえで重要です。
「お尻に丸みをつけたい」
「背中や腕を引き締めたい」
「ダイエット中に筋肉をなるべく残したい」
「将来のために筋力をつけたい」
このような目的では、筋トレを取り入れるメリットが大きくなります。
特にダイエットでは、ただ体重を落とすだけではなく、筋肉をなるべく維持しながら体脂肪を減らすことが大切です。
筋トレを行いながら食事を整えることで、体重だけではなく身体のラインも変えやすくなります。
一方で、フォームが安定していない状態で重量だけを追いかけると、狙った筋肉を使いにくかったり、特定の部位に負担が集中したりすることがあります。
そこでピラティスのような低負荷での動きの練習が役立つことがあります。
ピラティスと筋トレは組み合わせてもいい?
もちろん組み合わせることができます。
むしろ、目的によっては両方の特徴を活かす方法が非常に使いやすいです。
例えば、
呼吸を整える
↓
背骨や股関節を動かす
↓
体幹をコントロールする
↓
スクワットやローイングなどで負荷をかける
という流れです。
ピラティスで身体を動かしやすい状態を作り、筋トレで必要な負荷をかけるという使い方もできます。
目的別に考えると、
「筋肉をつけたい・身体を大きくしたい」
→筋トレの優先度を高くする
「身体の動かし方を覚えたい・低負荷から始めたい」
→ピラティスを取り入れる
「姿勢を整えながら引き締めたい」
→ピラティス+筋トレ
「ダイエットしたい」
→食事管理+筋トレを軸に、ピラティスや有酸素運動も目的に合わせて組み合わせる
という考え方ができます。
健康な成人では、WHOやACSMも主要な筋群を週2日以上鍛えることを推奨しています。
ただし、初心者が最初から完璧に週2回行う必要はありません。
まず週1回でも運動を始め、慣れてきたら頻度や負荷を増やしていくことが大切です。
ピラティスと筋トレは、どちらか一つを選ばなければいけないものではありません。
身体を「動かせる」ようにする。
そして、その身体に「力をつける」。
当向日市パーソナルジムFITCIRCLEでは、その方の目的や身体の状態に合わせて、ピラティスと筋トレを組み合わせながら身体づくりを行っています。
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